■2015年 皆既月蝕 ターコイズフリンジを狙え!
今回はいまちょっと話題になってる「ターコイズフリンジ」というブルーの境界ベルト狙ってみました。
ターコイズとは天然石トルコ石の事でその色に似ている事から名づけられたものらしく地球のオゾン層が月に投影されている?とか、太陽系外の地球と似た星を探す手がかりとなる観測だとかなんか夢が広がりますね。
皆既月食は欠け初めから終わりまで2時間以上かかるのでつい飽きっぽくなってしまいがちですが、部分月食でも遠くに生命の住む星はあるのかなあ~なんて思いを馳せ観測できるという楽しみが増えました。やっぱ宇宙って全てに意味があり深く無駄は一切無いんだなと感じました。
↑ 撮影データ: 高橋JP赤道儀+ビクセンVC200L+RD Canon EOS 50Dノーマル ISO800 10秒露光 ステライメージ7 ROW現像 → Photoshop cs2 での処理 2015年04月04日 21:01(JST) 金沢市
こちらは、前回の2014年10月08日の時のターコイズフリンジ画像。部分蝕の太陽光が当たっている部分と地球の陰との境界にターコイズフリンジがよく出ています。今回の部分蝕はくもりによる光りの拡散で画像処理でも救えませんでした。2014年10月08日 セレストロンC-5鏡筒+PENTAX K-3 露光違いを合成
2015年4月4日は、こんな感じで撮影しました。 ほとんど曇りベースの天気で昨年より条件が悪かったです。一応観測できたのはむしろ幸運だったかもですね。