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FIRST LIGHT 宇宙

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Big eye COSMOS 森羅万象の世界

皆既中の「ターコイズフリンジ」 うーん名前が素敵だ!
■2015年 皆既月蝕 ターコイズフリンジを狙え!_d0247035_19103261.jpg
当日の天気はかなり厳しいかったのですが、月食をなんとか雲越しに見ることができました。
今回はいまちょっと話題になってる「ターコイズフリンジ」というブルーの境界ベルト狙ってみました。
ターコイズとは天然石トルコ石の事でその色に似ている事から名づけられたものらしく地球のオゾン層が月に投影されている?とか、太陽系外の地球と似た星を探す手がかりとなる観測だとかなんか夢が広がりますね。
皆既月食は欠け初めから終わりまで2時間以上かかるのでつい飽きっぽくなってしまいがちですが、部分月食でも遠くに生命の住む星はあるのかなあ~なんて思いを馳せ観測できるという楽しみが増えました。やっぱ宇宙って全てに意味があり深く無駄は一切無いんだなと感じました。

↑ 撮影データ: 高橋JP赤道儀+ビクセンVC200L+RD Canon EOS 50Dノーマル ISO800 10秒露光 ステライメージ7 ROW現像 → Photoshop cs2 での処理 2015年04月04日 21:01(JST) 金沢市

■2015年 皆既月蝕 ターコイズフリンジを狙え!_d0247035_16301162.jpg

こちらは、前回の2014年10月08日の時のターコイズフリンジ画像。部分蝕の太陽光が当たっている部分と地球の陰との境界にターコイズフリンジがよく出ています。今回の部分蝕はくもりによる光りの拡散で画像処理でも救えませんでした。2014年10月08日 セレストロンC-5鏡筒+PENTAX K-3 露光違いを合成

■2015年 皆既月蝕 ターコイズフリンジを狙え!_d0247035_19132168.jpg

2015年4月4日は、こんな感じで撮影しました。 ほとんど曇りベースの天気で昨年より条件が悪かったです。一応観測できたのはむしろ幸運だったかもですね。

# by bigeye-cosmos | 2015-04-07 19:07
星の瞬きとジャズピアノニストが奏でる音色に身を委ね疲れた身体を癒しませんか?
ああ心地よくて眠ってしまいそうそんな曲です。
Brian Culbertson(ブライアン・カルバートソン) - Dreaming Of Youと、

Jonathan Fritzen (ジョナサン・フリッツェン)のjonathan fritzen in your eyesです。


Brian Culbertson(ブライアン・カルバートソン)はアメリカ合衆国イリノイ州出身のスムーズジャズ/フュージョン界で活躍するピアニストで、Jonathan Fritzen (ジョナサン・フリッツェン)はスウェーデン生まれのピアニストで2008年にデビューアルバムを出しています。
共にアコースティックピアノが奏でるひたすら美しく透き通るメロディは宇宙の彼方まで響きそうです♪

# by bigeye-cosmos | 2015-02-02 23:06
友人に誘われ都会の中で星雲、星団をデジタル観望しました。場所は車をつくる街です。
■ GPS搭載望遠鏡・Meade LX200GPS-30_d0247035_18393574.jpg
友人の望遠鏡はミードLX200GPS-30(30cm口径F値は10)。GPS搭載なので時間、場所、基準星さがしはオートです。

■ GPS搭載望遠鏡・Meade LX200GPS-30_d0247035_1840094.jpg
鏡筒の上にNTSC、Cマウントアナログカメラを載せ、その後ろには空の基準となる星を確認するための5インチモニターを付けています。眼が悪くなったとのことで高倍率、低倍率のTVモニターを光学ファインダー代わりにしています。
肉眼で光学ファインダーを使うより、屈み腰や無理な姿勢をしなくてもよく楽に星を捉えます。明るい光害の中やうす雲、靄、夕方の薄暮でも星を簡単に確認できるのがなかなか快適。

■ GPS搭載望遠鏡・Meade LX200GPS-30_d0247035_18401267.jpg
オートでも僅かにズレが生じるのでモニターを見ながら基準となる星を微調整して視野中央に導きます。↓

■ GPS搭載望遠鏡・Meade LX200GPS-30_d0247035_18402412.jpg
画面左が広角の視野(モニター対角線でやく15度の視野*もやった雲とセンターに星、フードの先端が右下に映ってます)右画面が望遠側で四角い枠はメイン望遠鏡LX200-30 F/3.3RD+冷却CCDの視野エリアです。この枠に基準星を入れれば初期設定が終わります。

■ GPS搭載望遠鏡・Meade LX200GPS-30_d0247035_18403466.jpg
そして初期設定終了後、いよいよ天体自動導入開始!冷却CCDカメラで天体を次々にパソコンの画面で観望。
パソコンのモニターにはM15とフラッドフィールドの画像を捉えてます。観望しながら、ついでに記念撮影してゆきます。
都会の中でも星空観望が出来る時代はもう当たり前になりました。

■ GPS搭載望遠鏡・Meade LX200GPS-30_d0247035_21311997.jpg
約4時間ほど宇宙旅行をしました。
経緯台追尾なので1分の露光を4枚くらい撮り、あとで画像処理ソフトでコンポジットしました。天体の隅が斜めになっているのは経緯台追尾なので視野回転がおきているからです。トリミングすれば良いのですが面倒なのでそのまま掲載しました。
作品とはいえませんが、良い思い出になりました。都会の夜空に生でモニター越しに観た星雲はやはりワクワクしますね。
撮影データ:Meade LX200GPS-30F/10→F/3.3RD+Meade 光害カットフィルター+ビットランBJ41L 3x3ビニング 露光1分x4コマ

My Meade LX200とは?
# by bigeye-cosmos | 2014-10-19 19:06
皆既月食でした。 2014年10月08日
■ 皆既月食 2014年10月08日_d0247035_23322546.jpg
皆既始まり。
■ 皆既月食 2014年10月08日_d0247035_0255018.jpg
皆既の終わり。皆既最大は曇り撮影できませんでした。
■ 皆既月食 2014年10月08日_d0247035_085925.jpg
皆既が終わり、地球の影が月面に投影されてます。
■ 皆既月食 2014年10月08日_d0247035_026684.jpg
部分食終わり。そしてその後はピーカンに!まったくもう!と天気を恨むのでした。
■ 皆既月食 2014年10月08日_d0247035_12252418.jpg
皆既中の月と天王星
■ 皆既月食 2014年10月08日_d0247035_1225407.jpg
雲が流れてます。
撮影データ:拡大画像はセレストロンc-5鏡筒+ペンタックス k3 
広視界画像はペンタックス105ED-HF+Canon 5D Marke Ⅱ架台 タカハシjpにて追尾。
結構雲多くなんとか雲間から撮影しました。
■ 皆既月食 2014年10月08日_d0247035_093338.jpg
架台 タカハシjpにて追尾。こんな感じっス!

# by bigeye-cosmos | 2014-10-09 00:09
光害の空で撮影した馬頭星雲をLRGB合成
■ 馬頭星雲 LRGB合成 タカハシε-180(L画像)+ペンタ105ED-HF(RGB)5DmarkⅡ_d0247035_1554864.jpg
ビットランBJ42LモノクロCCD画像にデジカメのキャノン5DmarkⅡ(ローパス改造)をRGBデータとして使ってカラー合成処理。光害カットフィルターTOKAI NR-JPN (LPS-P1)を使用しています。

馬頭星雲のまわりには、青、黄色、茶系のカラフルな反射星雲があり、Canon 5DMarkeⅡで撮影した画像データにグリーン、ブルー成分がどれだけ「乗算」で持ち上げられるが鍵となります。
今回の再処理画像は撮影時の透明度が5/3くらいのぼんやり霞画像で、撮影枚数もL、カラーともに8枚と超少ない中で処理を施しました。

LRGB合成やデジ現、シャープ、ぼかし、マスク処理はステライメージ7 ⇔ Photoshop CS2間でやり取りして画像処理しました。
■ 馬頭星雲 LRGB合成 タカハシε-180(L画像)+ペンタ105ED-HF(RGB)5DmarkⅡ_d0247035_14594436.jpg
中央部拡大
L:タカハシε-180 F/2.8 ビットランBJ42L Rフィルター 10分×4枚 ノーフィルター7分×4枚 計8枚 各NRF-JPN使用

カラー: PENTAX 105ED-HF F/6.7 fl 700mm 直焦点 Canon 5DmarkⅡ ISO 3200 3分 画像 計8枚 NRF-JPN使用。青ハロ軽減の為、Y0使用し近紫外線をカット、L、カラーとも同時撮影しています。赤道儀はタカハシJPに鏡筒を無謀同架し、ST-5cで追尾。
撮影日:2011年11月26日

今後の改善?課題としては、撮影枚数が全然足りないので、もう少し露光をかけたものを少なくても12枚、できたら24枚は欲しいところです。

光害地自宅での撮影と、空の条件の良い「しらびそ平」みたいな場所で撮影した画像と勝負するなんて無茶な話です。
しかし、光害とフィルターでのカラーバランスがオモッキリ崩れて箸も棒にもかならない画像が以前よりも改善処理できたことで少し「しらびそ平」に近づけた様な気がしました。
また、LPS-P1や、LPS-P2ではHa以外の赤の成分ばかりが増幅するので、これをLPS-D1やHEUIB-IIなどのフィルターを使用したらどうなるか?試してみたいです。

※CCDカメラ撮影サイズが四角いのでデジカメの35mmフルサイズのカラーデータから四角で切り出した形になります。
CCDのサイズはピクセル数 2048×2048 受光面積サイズ 15.2×15.2mm 1pixelは、7.4×7.4μmとなっています。

# by bigeye-cosmos | 2014-02-17 20:32

by bigeye-cosmos