その時撮影したR200SS+PH Nikon D800で撮影したアンドロメダ銀河です。(前回はR200ssに5DMark2)

2015年10月17日 気温+11℃
R200SS+PH Nikon D800 ノーマル ISO 1600
M31 5分x12枚
*ダーク、青空フラット、バイアスノイズ処理
画像処理 SI7 CS6
R200ssと並列同架して撮影しました。デジカメはNikon D800ノーマルです。



BORG 125EDでは、銀塩時代のスーパーレデューサーを使用してF/4で撮ってます。
このスーパーレデューサーはイメージサークルがφ100mmもあるとんでもない代物で、銀塩時代にマミヤプレス6x9ホルダーを取り付けケラレ無く水素増感TP6415で撮影してました。(うあー古w)
デジタル時代になってもなかなかの星像で十分な性能があります。
ただ、青ハロが出ますので、紫外域をカットするフィルターを入れると良いでしょう。
青ハロカットフィルタには、富士フィルムのSC42、オークションで見かけるY-1、バーダープラネタリウムのフリンジキラーフィルター( http://www.kkohki.com/Baader/fringekiller.html )などがあります。違いをテストしましたので、後日結果を紹介します。

共通データ
Nikon D800 ノーマル ISO 1250
BORG(ボーグ) 125ED+superRD F/4 fl/500mm タカハシJP赤道儀 QHY5L-2M PHDガイド
撮影地、自宅から50km離れた某場所 気温+7℃ 2015年10月14日~15日
M31 5分x38枚 (ノーフィルター)
M45 5分x36枚 (フリンジキラーフィルター使用)
M42 5分x12枚 2分x12枚 (フリンジキラーフィルター使用)
*ダーク、青空フラット、バイアスノイズ処理
画像処理 SI7 CS6
とうとう重い腰を上げ10年以上ぶりに遠征撮影に行ってきました。自宅庭先での光害カットフィルター付撮影では限界を感じたからです。(何をいまさら・・・)




ノーマル処理と分子雲あぶり出し画像の2画像をアップしてます。薄明が押し迫り、予定の半分も枚数が稼げず荒れてます。トラベジウムは撮影出来ず、飛んでしまってます。
観測場所はとても暗く、しらびそより暗い感じです。夜半を過ぎるとデジカメのカブリもかなり減りSN比があがります。いずれもフラット処理やノイズ除去に苦労しましたが、やはり、すこしでも暗く空が澄んだ場所が必要だと改めて感じました。

裸眼で冬の銀河が砂を撒いた様に美しく、明け方の木星や金星の明かりが邪魔のような感じすら受けました。もう病み付きになりそうです。
湧き水が湧いててもってかえってコーヒーを沸かして飲みました。旨かったです!
共通データ
IR改造 Canon 5D MarkⅡ ISO 1600
改造ビクセンR200SS+コレクターPH F/3.9 fl/760mm タカハシJP赤道儀 QHY5L-2M PHDガイド
撮影地、自宅から50km離れた某場所 気温+7℃ 2015年10月14日~15日
M45 5分x36枚
M31 5分x37枚
M42 5分x11枚 2分x11枚
*ダーク、青空フラット、バイアスノイズ処理
画像処理 SI7 CS6
ガイドはすべてガイドエラー無しでノートリミング、コンポジットしています。